同じカード会社のカードでもプロパーカードと提携カードでは利用可能枠が違う!?
同じカード会社のカードを複数枚発行している場合、プロパーカード、提携カードを問わず利用可能枠は共通になる場合が多いです。ところが、偶然にも例外のパターンを見つけたので、紹介します。
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目次
- JCBカードはプロパーカードと提携カードの利用可能枠が別々に設定されている!
- その後、別の提携カードを発行すると・・・
- 参考:三井住友カードの場合
- まとめ
- 別サイトにてクレジットカードに関する更なる情報発信を行っています
JCBカードはプロパーカードと提携カードの利用可能枠が別々に設定されている!
JCBの発行するカードにはプロパーカード (JCBオリジナルシリーズ) と提携カード (ANAカードやセブンカード・プラスなど) があります。多くのカード会社の場合は、プロパーカードと提携カードの利用可能枠は合算され、最も大きな利用可能枠の中でそれぞれのカードを利用することとなります。
ところが、JCBカードの場合には、プロパーカードと提携カードの間、提携カードと別の提携カードの間で利用可能枠を別々に設定しています。つまり、合算されていません!それぞれのカードで利用可能枠上限まで利用することが出来ます。
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具体例
具体例として、私はソラチカカードとJCB Original Series W Plus Lを持っています。元々、ソラチカカードを発行しており、約1年後にポイントサイトでポイントアップしていたJCB Original Series W Plus Lを発行しました。ソラチカカードの初期の利用可能枠は20万円でした。勤続年数が少なかったのが原因かと思われます。
そして、JCB Original Series W Plus Lの利用可能枠は50万円でした。ソラチカカードを利用し続けて利用実績を積んできた成果かな、と嬉しかったです。
ここで気になったのは、利用可能枠が合算されていなかったということです。JCB Original Series W Plus LをMy JCB に追加登録して、利用可能額を確認した時、50万円という数字が記載されていました。ここで違和感を感じます。ソラチカカードで利用した数千円分が利用可能額から引かれていないのです!私は発行したクレジットカードは毎月必ず使うようにしています。利用実績を積んで、次回以降のカード発行時の審査を有利にする為です。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
利用可能「額」とは、利用可能「枠」からカード利用金額を引いた金額のことで、そのクレジットカードで決済出来る残りの金額のことを指します。利用可能額はカード決済を行うと、即座に反映されます。カード利用明細よりもはるかに先に更新されるので、大きな買い物の前には利用可能額を確認しておくと安心して買い物が出来ます。
少し話が逸れましたが、JCB Original Series W Plus Lの利用可能枠が1円も減っていなかったことに違和感を覚えました。操作カードをソラチカカードに切り替えて利用可能額を確認すると、やはり数千円分が引かれています。その時、やっと何が起こっているのか理解出来ました。利用可能枠が別々に設定されていたのです。
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その後、別の提携カードを発行すると・・・
JCB Original Series W Plus Lを発行した後、同じくポイントアップしていたセブンカード・プラスを発行しました。セブンカード・プラスは、JCBがセブンカード株式会社と提携して発行するカードで、カードの審査と発行はJCBが担当しています。つまり、JCBが発行する提携カードに当たります。
ソラチカカードもJCBがANAと提携して発行している提携カードなので、提携カード同士で共通の利用可能枠になるのかなぁと推測していました。セブンカード・プラスが届いて、My JCB に追加登録しようとすると、エラーが!カード番号や個人情報を確認しましたが合っています。エラーメッセージの内容をみると、セブンカード・プラスは他のJCBカードと同じIDに紐付け出来ない仕様のようです。
仕方なく新規でMy JCB IDを取得して会員登録をし、利用可能枠を確認しました。すると・・・利用可能額が1円も減っていません!ソラチカカードもJCB Original Series W Plus Lも利用したはずなのに、これらのカードでの利用額が反映されていません!このことから、JCB Original Series W Plus Lとソラチカカードの利用可能枠が別々に設定されているのと同じように、セブンカード・プラスと他のJCB プロパーカードとJCB 提携カードでは利用可能枠がそれぞれ別々に設定されていて、合算されない仕様であることが分かりました。
ということはつまり、ソラチカカードを20万利用し、JCB Original Series W Plus Lを50万利用した後で、セブンカード・プラスを60万円利用することが可能である、ということです。ちなみに、ソラチカカードの利用可能枠は、JCB Original Series W Plus Lを申し込んだ翌月に150万円に増枠されました。
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参考:三井住友カードの場合
JCBカードの場合は、プロパーカードと提携カードの間でカード利用可能枠が別々に設定され、合算されることはないということを紹介してきました。私にとって、この事実はとても意外でした。何故なら、他のカード会社では利用可能枠が共通だからです。
私は三井住友カードが発行するカードを10枚持っています。ANAカードやAmazon ゴールドカードなどの提携カードと、デビュープラスやエブリプラスのようなプロパーカードを両方持っています。そして、全てのカードで利用可能枠が合算されます。最も大きな利用可能枠が最大値となり、全てのカードを合算して、この最大値を超える利用は出来ません。
この事実を知っていたので、JCBカードでは利用可能枠が別々に設定され、合算されないということには、とても驚きました。三井住友カードも同様に仕様に変更して欲しいですww
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まとめ
この記事では、同じカード会社が発行するカードでも、JCBカードの場合はプロパーカードと提携カードで利用可能枠が別々に設定されており、合算しない、という衝撃の事実を紹介しました!
三井住友カードの場合は、プロパーカードと提携カードとの間で利用可能枠は共通化されており、所持しているカードの中で最も利用可能枠が大きなカードの限度額までした、合算で利用出来ません。JCBカードとは真逆の仕様です。三井住友カードには、JCBカードを見習って、利用可能枠を別々に設定して欲しいと思いますww
別サイトにてクレジットカードに関する更なる情報発信を行っています
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2017年末から、クレジットカードを頻繁に発券しています。ポイントサイトで10,000円相当以上にポイントアップしていたカードを中心に、1ヶ月間に2枚のペースで毎月発行してきました。審査が厳しいことで有名なANA VISA ワイドゴールドカードやビックカメラSuicaカード、JCBカードも無事発行されました。
2018年5月には、クラブ・オン / ミレニアムカードセゾンに申し込んでみました。結果は残念ながら否決!しかし、懲りずに5/31の夜に、ANA JCB カード (一般) を申し込み、無事発行されました。
7月上旬には、審査が厳しいと噂のAmazon Matercard ゴールドカードに申し込み、無事発行されました。
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